ビジネスモデルのアーキタイプ(最も基本的な原型)ってご存知でしょうか?
20世紀の典型的なアーキタイプは、プロダクト(例.製造業)、トレード(例.小売業)、サービス(例.人的サービス業)であり、既存企業の95%以上はこの3つのアーキタイプに属します。21世紀は、この3つのアーキタイプが交差する領域で、デジタルテクノロジーを駆使しながらハイブリッド型としての新たなビジネスモデルをもつ企業が台頭してくるようになりました。
例えば、プロダクトとサービスが交差する領域は、サブスクリプションと呼ばれます。これは、プロダクトをサービスとして提供するというコンセプトをもつビジネスモデルであり、多くのハードウェアメーカー(例.GE、ロールスロイス、フィリップス)やソフトウェアメーカー(例.マイクロソフト、セールスフォース)がこの領域に事業をシフトしたり、この領域で新しい事業を立ち上げたりしています。
新しい事業を企画/検討する際は、最初にベースとなるアーキタイプを想定(または仮置き)することから始めることをお薦めします。
(関連ページ)ビジネスモデルデザイン
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